
2002年、OECD(経済協力開発機構)の教育研究革新センターは、「脳と学習」の研究を始めました。脳研究のめざましい進歩をうけて、その研究成果を教育の参考にし、教育のレベルアップをして、国の経済発展に寄与しようというものです。日本でもそれを受けて、2002年、文部科学省が脳力開発プロジェクトを始めました。国家予算をとって、脳の研究をする大学には、研究費を配分することを始めたのです。脳の研究開発は、今や世界各国の最先端の研究テーマなのです。近年の脳科学の発達により、脳機能の解明は急速に進み、それと呼応して現象面でも驚異的な事実が報告されておりこれまでの常識にとらわれない新しい視点に立つ「脳力」の評価が必要となってきました。
オリンピック競技においても、肉体的スポーツにとどまらず、マインドスポーツ(脳のスポーツ)を新たにオリンピック競技種目に取り入れようとする動きが世界各地において始まっています。それはイギリス、アメリカ、メキシコ、オーストラリアなどに広がり、日本でも2005年2月6日、奈良県大和郡山市において、第1回日本記憶力コンテストが行われました。これら諸般の事情に鑑み、脳機能を評価する顕彰制度を確立し、検定事業を通じて、右脳・左脳の力を高めること、右脳・左脳の力を積極的に活用することの啓蒙・啓発を行い、社会の健全な発展に寄与することを目的とした脳力検定協会を設立いたしました。